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恵方巻きという習慣 |
2006年02月03日 |
本日は節分であった。
「いいなあ、ママはよんじゅう○個もマメが食えて。おれなんか8個だぜ」「私なんか6個だもん」
その皮肉、去年も聞いたってば。
今年はコンビニとかで「恵方巻き」という巻き寿司を食べる習慣を大々的に宣伝していた。
私が生まれ育った九州にはそがん習慣はなかと。
関西圏の習慣らしいね。今年は南南東の方向を向いて、巻き寿司をほおばるとよいらしい。具体的になにがどうよいのかは、知らない。朝、ニュースを観ていて、夫が「うちは、いまテレビを観てるこの方向が南南東だから、テレビでも観ながら食ったらいいじゃん」と言っていた。
で、夜、子どもたちに買ってあげたけど、長男は「巻き寿司をほおばるなんて下品だ」といい、断固拒否。いつものように1.5センチ幅くらいにカットせよという。なので、いつものように食べた。なんの意味もない。しかもひとかけずつしか子どもも食べない。寒風のなか自転車で購入してきた恵方巻きは冷たくなっていたからだ。「冷たいから、やだ」という。
なぜなら、今日のメニューはあったかーいシチュー&カレー。編集作業の節目で帰宅が遅くなるいことはわかっていたので、多少余裕のあった昨日に鍋をふたつ仕込んだ。
カレーとクリームシチューは途中まで一つの鍋で作れる。にんにく、肉、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、きのこ類をいためて煮たあと、二つに分けるのだ。でもって、シチューの鍋にはカリフラワーやブロッコリー、かぼちゃを入れる。その後、それぞれのルーを入れ、シチューのほうに牛乳をたっぷり入れ、カレーには牛乳とチョコをひとかけら入れて出来上がり。
子どもはこの時点で「おれ、今日シチューで明日はカレー」とか、「私は今日はカレー」と選択する。いつもカレーが2日続くと、カレーうどんだカツカレーだとバリエーションをつけるのも飽きてきたので、こうしてみた。
娘なんぞ、今日も2種類食べた。その名も「ダブルー・マウンテン」。ダブル(2種類)のルーを、皿の真ん中に盛り付けたごはんの山の逆方向からそれぞれのルーを、お互いの味に影響のないよううまくかけて食べる。母の手腕がここで問われる。
まあ、みていて、ちょっと異様……。でも、娘は「わーい!違うお山みたいでしょう」とご満悦。私は「静岡からみた富士山と、山梨からみた富士山も少し違うって言うけど、それ以上のものがあるわね」と感想を漏らす。デジカメで撮ろうと思ったら、仕事の電話に出ている間に娘はたいらげてしまった。
「もー、写真、撮りたかったのにー」と私が悔しがったら、彼女はシャツをめくり上げて突き出たおなかを出して言った。
「どーぞ」
っていわれても、おなかの中まで見えねーし。
二つの鍋は2日で空っぽになった。どうやら、恵方巻きなる習慣はわが家には根付かなかったようだ
昨夜未明に帰宅し、カレーをこそこそと食べていた夫はシチューを食べそこねたことになるなあ。ま、いっか。せめて、夫にテレビを観ながら恵方巻きを食べてもらうことにしよう。
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